04 Limited Sazabys "SOIL tour"をZepp Osaka Baysideで観た (1日目)

2月13日、04 Limtied SazabysのSOIL tourを目撃しにZepp Osaka Baysideへ行ってきました。

Zepp Osaka Baysideにログインしました。SOILツアーも残り04本。2日間よろしくお願いします👊🏻 pic.twitter.com/nm8DWKc4yP

— Sugar (@Sugarrrrrrrock) 2019年2月13日

ツアー33本目、ワンマン10本目、ツアーも今回含めて残り04本。

ほんの少し演奏曲についても触れましたが、セットリストのネタバレはしていないので是非最後まで読んでいって下さい。

ライブレポート

「年末はお騒がせしちゃったんで、その分も溜まったものを全部出し切りたいと思います！」

関西圏でのライブは昨年の対バンツアーで何回かあったものの、インフルエンザでRADIO CRAZYの出演をキャンセルしたこともあり、バンドにとってもファンにとっても待ちに待った大阪でのライブ。

この日は初めてZeppの2階席でライブを観た。ライブハウスでステージ全体とフロアが同時に見渡せる光景はとても新鮮で圧巻だった。

初めてZeppの2階席に行ったのだけど前に遮るものが1つもなくてマジで4対1って感じで凄かったです。新しい発見が沢山あった◎

— Sugar (@Sugarrrrrrrock) 2019年2月13日

曲が始まったときの歓声がいつも以上に響き、照明の演出はスタンディングの時以上に迫力がある。

フロントエリアの熱狂も、後方で自分のペースで楽しんでる人の後ろ姿からも、彼らの音楽を待ち望んでいるテンションの高さが伝わってきた。

ライブハウスの何倍も広い会場もこなしてきたバンドだからこそ、ライブハウスにおいても遠くへ音楽を飛ばす意識はとても高いのだと思う。

中でも2階で観ていて1番凄いと感じたのは、スタンディングの高さからは観づらかったこーへーさんのドラムさばき。ただでさえ速くて手数がある上に、”SOIL”の曲は今までの曲以上にコーラスの数が多い。それらを1人でやってのけるのは流石だった。

「普段見えづらい所でこんなにドヤっていたのかよ！」とも思ったけどそれも頷ける。

アルバムの曲はもちろん、昨年の大阪城ホールワンマンで四星球とコラボした「teleport」など、大阪に所縁のある曲も織り交ぜながら速いテンポ感でライブは進んでいく。

「最近活休しますとか脱退しますってバンドが多いけど、何でも永遠なんてないからこそ輝くと思う。俺たちもこの前やりたくても出来なかったりして、だから4人で集まって音鳴らせただけで凄く嬉しかったし、ライブのステージに立つと無敵になれる感じがします。今の04 Limited Sazabysの力強さ・逞しさ・潔さを見逃さないで下さい！」

というGENさんの言葉から披露された「Milestone」では、サビでリュータさんとヒロカズさんがステージの中央に集まり、上から見下ろすと4人が綺麗な正三角形を描いていた。

直前に話していた「4人揃った時のバンドの無敵感」ってまさにこういうことかと。だから”04 Limited” Sazabysなんだと実感した瞬間だった。

「俺らってあんまり先輩に好かれてこなくて、”お前らメロコアじゃねえ！”って言われても”別にメロコアって思ってねーし！”って感じだったから、”あの時こういう先輩がいたら良かったな”ていう大人になろうと思っています」

若手を積極的に呼んだ昨年のツアーの対バンの顔ぶれを見てもわかるように、10周年と30歳を迎えたフォーリミは、早くも若い世代に自らの影響力を還元している。

「連休明けの水曜日、うまくいかなくて落ち込むこともあるかもしれないけど、水曜日は毎週誰かしらのバンドマンにとってはめちゃくちゃ嬉しい1日だってことを忘れないで下さい！」

と対バンした後輩バンドの名前を挙げ、リリースのお祝いとばかりに「Wednesday」を演奏した。

本編の終盤でGENさんは

「不安をかき回すようなことばかりで”あいつは悪いヤツだ”みたいなことばかり言ってるけど、SNSの顔も知らない人の言葉に傷つく暇なんてない。どうせなら好きな人のことで悩みたい」と話した。

その人のために時には批判もすべきなのだろうか…って考えたりもするけど、それは単なるディスりではなくて心が込もってなきゃいけないと思うし、今は好きなものを好きって言うだけで精一杯だ。

そしてアンコールで曲を演奏する前には

「自分の影響力でどれだけ誰かを良い方向に出来るかを改めて考えて、俺たちに関わってくれる人達が幸せになることを願って、希望の濃度の高い曲を届けたい」

と想いを語っていた。