2回目のストレングスファインダーを受けて。再診断でどう変わったかと活用方法

どうも、子供と大人の間を彷徨って、絶賛自分探し中のSugar(@Sugarrrrrrrock)です。
 
僕は今、素の自分、1番自分らしい状態を知りたくて、それをどのように活かすのかにとても興味があります。
 
そしてゆくゆくは誰かを自分らしく生まれ変わらせることが出来る存在になりたい。
 
ということで、自己分析・自己理解ツールの権威的存在である「ストレングスファインダー」を使ってみました!!
 

 
 
実は2年前に就職活動していた時にもお世話になっていました。
 
ただ当時は嫌々自己分析に取り組んでいたので、その当時とは環境も変わったし自分の理想の生き方も変わってきたので、改めて診断することにしました。
 
この記事では、
 

  • ストレングスファインダーを使うと何を知ることが出来るのか
  • 2回目の診断で1回目とどう変わったのか
  • 診断結果の活用方法

 
について順に書いていきます。
 
 
自分の強みが見つからない
向いている仕事がわからない
過去に1度受けたけど結果が腑に落ちなくて2回目を受けようか迷っている
 
このような方は是非ともチェックしていってください!
 

ストレングスファインダーとは:個人の資質を才能と強みに変える手段

 
まず、ストレングスファインダーとは、その名の通り「自分の強みを見つける」ためのツールです。
 
もう少し詳しく説明すると、Web上の診断テストを受けて、その結果を元に全34種類の資質の中から上位の5つを知ることが出来ます。
 
そして、資質を「才能」と「強み」に変えるための方法、「強み」の活かし方を学ぶことが出来ます。
 
診断テストは本の付録に記載のURLとシリアルコードを入力してWebで受ける形式です。
 

才能と強みの定義

「才能」と「強み」は一見似ているような概念ですが、本の中ではそれぞれこのように定義されています。
 
「才能」=頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン
「強み」=常に完璧に近い成果を生み出す能力
 
そして、これをもとに「強みの方程式」が
 
「強み」=「才能」×「投資」(練習やスキル、知識を身につけるための時間)
 
と定義されています。
 
つまり自分の100%のパフォーマンス(成果)を出すために強みを知る。
強みを知るために自分の中に潜んでいる才能を知ろうね。ということですね。
 

ストレングスファインダーでわかる資質の分類

才能を知るために診断テストで分類される資質は全部で34種類存在します。
その34種類を大きく分けると
 

実行力の資質
影響力の資質
人間関係構築の資質
戦略的思考力の資質

自分コンパス(https://jibun-compass.com/sftoha)より

 
の4種類に分類されます。

僕が2回目のストレングスファインダー診断を受けるべきと感じた理由

2回目の診断を受けるには、新しいシリアルコードを購入する必要

冒頭でも書いた通り、僕がストレングスファインダーを受けるのは今回で2回目。
 
そもそもストレングスファインダーの診断テストは何度もやり直せるのか。
 
答えはノーです。
 
1冊の本に封入されているシリアルコードで診断出来るのは1回のみ。
 
なので再診断のためには、もう1冊本を買うか、公式サイト、公式アプリからシリアルコードを購入し直す必要があります。
 

1回目は直感で選んでいたかどうかが疑問だった

1つのシリアルコードで1度しか診断を受けれないのには理由があって、
ストレングスファインダーは本来は再診断するのはオススメでは無いからです。

Clifton StrengthsFinderを2回以上受けると、テスト結果の精度が低くなることが実際にあります。Clifton StrengthsFinderでは、2つの記述を提示して、直感的にどちらかを選択してもらうことで、資質の存在を評価します。また、20秒という制限時間を設け、よく知らない記述を提示することで、回答を考えすぎないようにして、テストの精度を確保しています。

じゃあなんでオススメじゃないことをあえてやっているのかというと、2年前の僕が診断テストの選択肢を“直感的に選択していたか”という部分に疑問があったからです。
 
2年前の就活生時代には、他にも性格診断テストを多く受験していて、その中で
「こういう質問にはこうした選択肢を選べ」みたいなルールが自分の中で出来上がってしまっていました。
 
例えば「人を巻き込むタイプだ」「悩んでいる人がいたら進んで声をかける」「みんなで考えながら仕事を進めたい」みたいな選択肢は否が応でも選んでました。
 
企業が求める人材像に”意図的に”近づこうとしたがために。
 
なので、就活から離れた今の環境で改めて「本当の自分」を知るべきだと思い、あえての2回目の診断を受けました。
 
これから就活を控えている学生の方はどうか僕の二の舞にならないよう、本当の素の自分になって診断を受けてください…!!

僕のストレングスファインダー診断結果

やっとのことで僕の診断結果です。
 
まず、2年前の結果がこちら。

 
そして最新版の結果がこちらです。

 
2年前と比べて、
「親密性」「個別化」などの「人間関係構築力」の資質が下がり、
「最上志向」などの「影響力」の資質と、「収集心」「未来志向」といった「戦略的思考力」の資質が上がりました。
 
 

変わった要因

大きく変わったのは、トップ3を占めていた「人間関係構築力」の資質が下がった点。
 
人と関わる上でこの結果はいただけないだろって感じですが(笑)、本来内向型で人見知りな僕にとってこの資質が上位に来るなんて今では考えられません。
 
「2回目の診断を受けるべきと感じた理由」でも書いたように、就職活動時の僕は理想の自分、仕事をしている時の自分を盛り過ぎていたんだと思います。
 
逆に上がった「影響力」の資質と「戦略的思考力」の資質こそが本当の自分。
これはブログを書き始めてからより一層感じるようになりました。
 
 
とはいえまだまだ「資質で留まっている状態」と思うので、これを才能→強みへと変えていきたいです。
 

ストレングスファインダー診断結果の活用方法

診断結果がわかったら次は具体的な活用方法。
出てきた自分の資質を才能→強みに変えていくにはここが重要です。
 
まず取り掛かりやすいのは、ストレングスファインダー公式サイト「強みのインサイトガイド」を読むこと。
そして購入した本の各資質の解説を読むことです。
 
僕の診断結果をもとにそれぞれ解説していきます。
 

公式サイトの「強みのインサイトガイド」を読む

サイトにログイン→マイアカウント→マイ強み
 
から「強みのインサイトガイド」をクリックすると、上位5つの資質についてまとめられたPDFファイルレポートが表示されます。
 
ここではTOP5の資質の説明と、資質→強みにするための洞察がコンパクトに解説されています。
 
ここに書かれていることで共感した内容や、伸ばしていきたい部分は、自分がやりたいこと、成し遂げたいことに対するテーマ・目的に繋がります。
 
僕の例がこちら

最上志向

最上志向=「強みを平均ではなく最高水準まで追求する」資質
 
“自分の得意なことに集中する”
“多くの人に信頼されることに喜びを感じる”
 
→ブログと音楽(邦ロック)を極めて、多くの読者からの信頼と影響力を得る。
 

収集心

収集心=「より多くの知識を求めたがる知りたがり」で、「あらゆる種類の情報を蓄積するのが好き」である資質
 
・”得られた情報を後で使えるようにメモをとったりする”→メモとブログとSNSの習慣
・”情報を得るのが基本的な欲求”→インプットするだけでも満たされる
・”人物のストーリーを追うのは気晴らし”→ロックバンドの追っかけはストーリー性高い
・”本能的に様々な文書から情報を収集している”→ブログ、Webメディア、SNS、動画、雑誌
・”文字を読んで楽しむ”→ブログを書くのと同じぐらい読むのが好き
・”自分の考え方が、誰かにとって従来の慣習を捨てようとする、あるいは疑問視しようと意欲付けるかもしれない”
→ブログで自分のオピニオンを発信する
 

自我

自我=「他人から見て重要な人間になることを望んでいる」「独立心を持ち他人から認められたい」資質
 
・成功を望み、人の目に留まることに熱心→ブログ、SNSでの発信
・肩書き、ステータスを得ることを望んでいる→邦ロックブロガーからロック自由人へ
 

未来志向

未来志向=「未来がどのようなものか考え、そこからアイデアを得る」「未来のビジョンを語って人々を高揚させる」資質
 
・アイデアに命を吹き込むことに情熱を感じる→ネタからブログ記事に仕上げること

内省

内省=「頭脳活動に多くの時間を費やす」「自分の頭の中で考えるのが好き」な資質
 
・知っている知識や考えを話すことで相手の視野を広げられる→オピニオン記事を発信する意欲
 

書籍の解説を読む

書籍では各資質が五十音順に並んでおり、それぞれについて解説がされています。
 
オススメは「行動アイデア」の部分。
「〜しましょう」という形で行動を促してくれるので、それがそのままやるべきことのリストになります。
 
僕の例がこちら

最上志向

あなたやあなたのまわりの人たちのパフォーマンスを測る方法を考え出しましょう

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 P99

→自分に向いた環境、ペース配分、取り組み方を計測し、書き留めるなど目に見える形で記録する。
 

強みをあぶり出す最善の方法は、常にすばらしいパフォーマンスを発揮している状態を見つけることです。

同書 P100

→インプットと同時にアウトプットが出来ている時がパフォーマンス最高の状態。
アウトプットした文章をブログ用に編集するスピードが上がれば、公開出来る記事数も増えるはず。
 

収集心

情報を保管し、簡単に探し出すことができる仕組みを考察しましょう。
 
アウトプットがなければ、インプットは停滞します。

同書 P121

 

単に情報を収集するだけにならないよう肝に命じてください。

同書 P122

 
→散らばっている情報をまとめる方法をとなんでもアウトプットする訓練を!
 

自我

常に、実績を置いておきましょう。<自我>の資質は、あなたを傑出した目標に向かわせようとしますが、あなたの実績はその目標に適っているでしょうか。でなければ、人はあなたを口だけの人と見なすかもしれません。

同書P105.106

→口動を行動に動かすための目標設定。理想の状態から今の行動を設計する。
実績目標を月単位→週単位→日単位に細分化して、達成するための具体案を探す。
 

達成したいと強く望む目標や業績、資格のリストを作成して、毎日目にするところに貼りましょう。
恐怖心があるかといって優秀であろうとすることをやめないでください。代わりに、失敗を恐れる気持ちを利用して自分の実績が求める水準に見合うものになるよう集中しましょう。

同書 P106

 
→やりたいことリストの見える化。
根拠のない自信も持ち合わせる。不安をかき消す行動を!

未来志向

未来について考える時間をとりましょう。そうした時間をとればとるほど、より具体的なアイデアになります。アイデアが具体的であればあるほど、説得力が高まります。

同書 P204

→漠然とした理想像を具体化していく。言葉で説得するために理想像を言語化する。
 

未来志向の考え方を論理的に裏付ける準備をしてください。成功の可能性に満ちたあなたのビジョンはとてもわくわくするものですが、それが人々に受け入れられるのは現実的な可能性に根ざしているときです。

同書 P205.206

→身近な成功例から学ぶ、成功するまでのプロセスを再現して現実ベースまで落とし込む。
 

あなたは自然と未来へ想いをはせることができます。知識を得るために技術や科学に関する記事をどんどん読み、調査しましょう。それがあなたの想像力の糧となります。

同書 P206

→想像力を現実ベースに落とし込むために必要な文書、データを取り入れる。

内省

考えたことを日誌や日記に箇条書きで書き留めていきましょう。

同書 P183

書くための時間をつくりましょう。書くことはあなたにとって、考えをまとめて具体化する最善の方法かもしれません。

同書 P184

→考えを吐き出す場と時間を作る。スキマ時間だけでなくまとまった時間も使う。PCと紙どっちも使い分ける。

まとめ : ストレングスファインダーを活用し、それぞれの資質を人生の目標と行動に結びつけよう

今回は自己分析・自己理解ツールの代表格「ストレングスファインダー」に関して書きました。
 
ざっと流れをおさらいすると、
 

  • ストレングスファインダーとは、個人の資質を才能、強みへと変えていくためのツール
  • 診断テストは素の自分で受けること。2回目の再診断はオススメしない。
  • オススメしない再診断を僕がした理由。
  • 診断結果と活用方法
  • 「強みのインサイトガイド」→自分の生きる目的、やりたいことに対する目的を明確にするために使う。
  • 書籍内の「行動アイデア」→資質を才能、強みに変えていくためのリスト作成に使う。

といった感じです。
 
特に重要なのは、まずは自分に正直になること。
そして結果を見て「当たってる」と満足するだけでなく自分の明確な目標と行動に結びつけることです。
 
僕もストレングスファインダーの結果を受けて、より自分らしく生きていくためのゴールとそこに至るまでの行動を模索していきたいと思います。
 
そしてその過程を引き続きブログで発信していきます。
 
僕と同じく自分らしく生きていきたいと思っている方は是非ストレングスファインダーを受けてみて下さい!