音楽コラム/オピニオン

ロックを語るブロガーが思う"ロック"とは

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
ロックバンドを初めて聴いてからかれこれ10年、本格的にハマってもうすぐ5年、ブログ書くようになってから1年半になるわけですが、
もっとも身近な存在でありながらずっとその正体を知らないものがありました。
それはズバリ、、、
「ロック」って何???
一体何だ。答えが無いからロックなのか、言葉に出来ないのがロックなのか。ウィキペディアで調べたらちゃんとした定義載ってそうだけどな。
なかなか実体がつかめないものなんですけど、僕は紛れもなく「ロックバンド」が好きなので、自分が心惹かれる「ロック」について考えてみました。

僕が思う”ロック”とは

可能性に蓋をしない

1つ目は「可能性に蓋をしない」こと。
「お前ら夢ばっか追ってないでもっと現実見ろよ!!!」ってMCをするバンドマンは当然いないし、バンド自体夢や野望、憧れに向かって日々突き進んでいるわけです。
好きなことを信念持って続けるということには可能性が溢れています。大人になって可能性を広げられる人って実は少ないんじゃないかな。
側から見たらそれは根拠のないメッセージに聞こえるかもしれない。
けどロックバンドには積み重ねて来た歴史があって、ゼロから作り上げた曲があって、僕らに向けてくれる詞がある。
それを受け取った僕の感動には根拠ありまくり。ロックは否定、妥協といった蓋を取っ払って可能性の種を振りまいてくれます。

瞬間に感情を込める力

2つ目「瞬間に感情を込める力」と書きました。
俗に言う「エモい」ってやつです。「エモい」=「ロック」です。
ロックバンドが輝くのはライブのステージ。ライブは文字通り生モノだから限られた時間内で新鮮なうちに力を出し切らなきゃいけない。
ステージもそうだし、フロアも一緒だ。
僕はライブを観て一瞬のうちに湧き上がった感情を切り取ってずっと持っていたいのでブログに書き残している部分もあります。
一瞬の感情をいつでも美味しい状態で取り出せるようにパックしておきたい。
瞬間に感情を込めるって一言で言ったら爆発力か。
芸術と同じでロックもすなわち爆発です。

弱い者の味方

僕にとってのロックバンド、僕にとってのライブハウスは文字通り「居場所」であり「味方」です。
周りから軽くからかわれたり自分の主張をちゃんと言えなかった中学生時代にロックバンドに初めて出会い、
人付き合いが出来ず1人でいることに劣等感を抱いていた10代の終盤に初めてライブハウスに足を運んだ。
こう言うと確かに少し大げさだけど、それまでとそれからでは見える景色が変わった。感情の使い道が変わった。
生き方も当初思ってた道からはだいぶ遠いところに連れて行かれた。
あんまり立ち止まって意識したことは無いけど、ロックバンドに触れることで自分の弱さと向き合えて、弱さを認める強さを手に入れて来たんじゃないかなーと思います。
ロックバンドはいつだって弱い者の味方であり心の拠り所であり憧れのヒーロー。
これからも一緒に多くを共にしていきたい。
そしてここに書いた3つのこと、僕はブログを通じて体現していく所存です。