フェス

[ライブレポート] 8/5 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017 1日目

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
今回は先日行ってまいりましたROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017の初日のライブレポートを書きました。
初めて参加した2014年から4年連続のロッキン、今年もひたちなかに戻ることが出来て本当によかったです。
ここでは僕が観たアーティストのライブアクトの感想をセットリストとともに公開しています!
会場内および各ステージの模様や今年からの変更点などは2週目に入る前にまた別の記事にしたいと思います。
 

ライブレポート

10:30~ My Hair is Bad (PARK STAGE)

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セットリスト
M1. アフターアワー
M2. 元彼氏として
M3. 告白
M4. 真赤
M5. 接吻とフレンド
M6. ドラマみたいだ
M7. フロムナウオン
M8. 音楽家になりたくて
M9. クリサンセマム
初出演の昨年、朝一のWING TENTを超満員にし、今年も朝一PARK STAGEを超満員にしてみせたMy Hair is Bad、最高のスタートダッシュを決めた40分でした。
ロッキン初出演の昨年はお客さんとして最前列で観ていたという元カノの話に始まった前半戦から、
「25の男がステージの上から説教してるんだよ!!」と叫んだ「フロムナウオン」からの後半戦。
「やるかやらないか」を自分で決断し続け、生き様をステージ上から曝け出し続けている椎木さんだからこそ、根拠のない「絶対大丈夫」の一言に本当に救われた気分になりました。
最先端である今を更新し続けること。今年の夏もひたちなかで何かが変わればいい。

音楽家になりたくて

音楽家になりたくて

  • My Hair is Bad
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

11:50~ Dragon Ash (GRASS STAGE)

セットリスト
M1. Majestic
M2. Stardust
M3. MIX it UP
M4. PULSE
M5. Ode to Joy
M6. Headbang
M7. The Live
M8. 静かな日々の階段を
M9. Jump
M10. Fantasista
M11. A Hundres Emotions
デビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えて今年もGRASS STAGEに登場したDragon Ash。初開催から18年連続GRASS STAGE出演という唯一無二の記録を更新しました。
「飛び跳ねろ!」とKjさんの代名詞を合図で始まった「Stardust」から最新アルバムの曲を中心としたセットリストは、これまで幾度となくこのフェスを大熱狂させた代表曲が多数あるバンドとしては大きなチャレンジだったように感じました。
ここ数年はフェスの定めたルールとの間で葛藤していたようにも見えましたが、その中でこの日Kjさんが発した
「激しい音楽が好きな人もそうじゃない人も 全部の音楽が好きな人、すべての今日を楽しみにしてきた人に今日を楽しむ権利がある」
という温かいメッセージが印象的でした。
その後、終盤に満を持して届けられた「Fantasista」でGRASS STAGE大激震。
どんなルールがあろうとどんなアーティストが出ようとロックフェスの主役はいつまでもロックバンドです。

Mix it Up

Mix it Up

  • Dragon Ash
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

13:10~ Suchmos (GRASS STAGE)

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セットリスト
M1. Pacific
M2. YMM
M3. FACE
M4. MINT
M5. WIPER
M6. GAGA
M7. STAY TUNE
M8. OVERSTAND
晴れていながらも時折涼しい風が吹く中思い思いに体を揺らす空間、その中で誰よりも踊っていたのはフロントマンのYONCE本人。
巨大モニターに映されるカメラワークも含め広大なステージを掌握していました。
ライブ後半、「GAGA」「STAY TUNE」とアップテンポなナンバーを畳み掛けた後の「音楽のポジティブなパワーを信じていきましょう!」という言葉が特に印象的。
そしてラストの「OVERSTAND」の時、モニターの下に書かれた”Love Peace & Free”のスローガンがひときわ目立って見えました。
初出演にしてなんとGRASS STAGEに大抜擢!なんて書き方をするのはあまりにも胡散臭い。
今のSuchmosの勢いからしたら当然だし、歴史のあるフェスのメインステージという重圧を全く感じさせない圧巻のアクトでした。

GAGA

GAGA

  • Suchmos
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

14:30~ MONOEYES (GRASS STAGE)

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セットリスト
M1. When I Was A King
M2. Borders & Walls
M3. My Instant Song
M4. Free Throw
M5. Roxette
M6. Get Up
M7. Run Run
M8. Like We’ve Never Lost
M9. Two Little Fishes
M10. 明日公園で
M11. Remember Me
M12. グラニート
MONOEYESとしては3年目のロッキン、そして初のGRASS STAGEに登場!
広大なステージが似合うスケールの大きさを感じさせる新曲ではちゃんとは意味を理解してない英語詞を大合唱。
そして以前の曲はそれ以上にオーディエンスの感情を爆発させていました。
年々バンド単位での存在感が増しているMONOEYESですが、やはり際立つのは細美さんのカリスマっぷり。
印象的だったのは「いっちょ派手にやろうぜ!」と何度も叫んでいたこと、そして
「普段気にしてることは全部関係ない。ダメって言われても頭ん中と心は誰にも支配されねえから」
という最後のMCが胸にガツンと。
9年ぶりにパンクな細美さんが夏の大草原に帰ってきました。

Two Little Fishes

Two Little Fishes

  • MONOEYES
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

16:20~ ストレイテナー (PARK STAGE)

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セットリスト
M1. Melodic Storm
M2. DAY TO DAY
M3. SAD AND BEAUTIFUL WORLD
M4. The World Record
M5. From Noon Till Dawn
M6. シーグラス
M7. REMINDER
M8. TRAIN
上手にOJ、センタースタンドにホリエさんが立つ新スタイルで登場したストレイテナー。
「本気のロックを鳴らしにきました!」という挨拶から雪崩れ込んだ「Melodic Storm」ではDragon AshのKjさんとともに盛大なシンガロングを巻き起こしました。
「B’z、ユニコーンは小学生時代のアイドル、The Birthdayはずっと尊敬し続けている大先輩、Dragon Ash、THE BACK HORN、MONOEYES、ART-SCHOOLと同年代の仲間もいて、SUPER BEAVERやMy Hair is Badみたいな若くてカッコ良いバンドもどんどん出てくる。 こんなすごい顔ぶれの中、いつまで呼ばれるかわからないけど、呼ばれなくなってもこの音とこの声が聴きたくなったらいつでもライブハウスで待ってます!」
というホリエさんのMCと直後に披露された「REMINDER」はこの日イチ感情を揺さぶられました。
テナーはいつまでもロックの地平線に向かって突き進んでくれるはず。
歴史のあるフェスだからこそキャリアのあるバンドが目立つ場所であって欲しいと思いました。

REMINDER

REMINDER

  • ストレイテナー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

17:10~ マキシマム ザ ホルモン (GRASS STAGE)

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セットリスト
M1. 恋のメガラバ
M2. ぶっ生き返す!!
M3. 爪爪爪
M4. シミ
M5. 便所サンダルダンス
M6. 霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔
M7. my girl
M8. 握れっっっっっっっっ!!
M9. 恋のスペルマ
今年5月に活動の封印が解かれ、3年ぶりにひたちなかの大草原に降臨したホルモン。
序盤の「恋のメガラバ」から「シミ」までの4曲は初めてホルモンにハマった中2の夏を思い出し、まさに「帰ってきた」ことに喜びを爆発させていました。
大ちゃんとナヲ姉のMCも追いきれないぐらいのボリュームで爆笑に次ぐ爆笑。
そして、「色々なルールがあるフェスだけど、ROCK IN JAPANにヘドバンしちゃいけないなんてルールは無いッ!!」
という言葉通り終始狂ったように頭を振り続ける光景は側から見たら相当カオスな状況だろうけど皆とにかく笑っていたのが印象的でした。
終盤の「my girl」ではあのジャンプ(月へんに室のやつ)もこのフェスでようやく封印を解き、ラストは「恋のスペルマ」で大団円。
とにかく自由奔放に荒れ狂う1時間弱、全くもって休みどころがありませんでしたが、これを書いている今となっては早くもハラペコです。

18:10~ リーガルリリー (WING STAGE)

セットリスト
M1. ぶらんこ
M2. トランジスタラジオ
M3. the tokyo tower
M4. リッケンバッカー
M5. 高速道路
M6. はしるこども
夕空と沈みゆく西日を前にステージに立ったのは初登場にしてステージのトリを任されたリーガルリリー。
先月の新作のレコ発イベント以来、3人のバンドセットのライブを観たのは初めて。
この先何度も言うことになると思うが、これまでの中でも稀に見る「変わった」バンド。
たかはしほのかさんの歌はほんわかしていてミステリアスな空気も漂うが、時として刃のように鋭い言葉でオーディエンスを突き刺す。
かと思えば、「今日はロッキンジャパンです。2017です…」とあどけなさマックスのMCで笑ってしまう。本当に不思議で仕方ありません。
ただメンバー全員10代のうちに国民的ロックフェスに出演しているのだから、とてつもないポテンシャルを秘めたバンドであることには違いない。
来年再来年とこのフェスのステージを駆け上がっていくのを追い続けていきたいと思いました。
夕日に照らされたステージに鳴り響いた「リッケンバッカー」に涙腺が緩んだ、最高のロッキンデビューでした。

まとめ

ここまで書いた通り、フル尺でライブを観たのが7組、それに加えて部分的にライブを観たのが、赤い公園・back number・岡崎体育の3組で、合わせて10組のアーティストをステージで観てきました。
広大な会場の中で終始動き回っていたので終わったあとの疲れもひときわ大きいですが、
やはりこのフェスには言葉には出来ない特別感がありますね。
冒頭も書きましたが、ロッキンだけは「戻ってきた」感覚になります。
そして、ロッキンは2週に渡って開催されるフェス、僕は2週目の11日にひたちなかに戻ってきます。
初日以上に最高な夏の思い出を作りたいと思います。