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THE ORAL CIGARETTES「ReI」歌詞と感想。音楽と関わる"原点"に立ち返った

2018年2月16日、THE ORAL CIGARETTESの新曲「ReI」が無料配信されました。
バンドがこの先行うプロジェクト「ReI-project」の第一弾として発表されたのがこの楽曲。
 

ReI

ReI

  • THE ORAL CIGARETTES
  • ロック
  • provided courtesy of iTunes

プロジェクトの公式サイト(ReI-project)から無料ダウンロード、及び経緯、メッセージを見ることが出来ます。
僕は昨年末に参加した彼らのワンマンライブで今回のプロジェクトを知り、曲もそこで初めて聴きました。
その時に「ReI」から感じたのは、オーラルというバンドが「新たな原点」を見つけたのかな。ということ。
「ReI」=「零」=「0」で原点なのかなと、あくまで推測ですが。
そしてライブから2ヶ月ほどたった今「ReI」を聴いて、今度は僕自身が好きな音楽と関わる理由、こうしてブログを書いている原点に立ち返ることが出来ました。
以下「ReI」の歌詞と感想を綴っています。

歌詞

歌詞が公開されていないみたいなので、僕の耳を頼りに書き出してみました。
なので正確さの保証はありませんが、これを参考に聴き返してみるのも良いかと思います。

この先で何十回も降り出した
雨に打たれ嘆く僕らは
生まれその産声を上げた時の
気持ちと違うのかわからず
一瞬でなくなった日も
消えてしまった周りのものも
肩を抱いて笑ってた日も
遠い昔のように思えたのは
初めて出会った感動を覚えている
愛する全てのものへ光を分け与えた
天変地異なんて起こるわけがない
そんな気もしたあの日は何処へと
いつかあの場所で歌えたらいいな
届くかな君にも 空はまだ青色だから
大丈夫 命とは愛のように儚きもので
だからきっと愛しいんだろう
僕の命が君を生かしていく力となれ
天変地異なんて起こるわけがない
そんな気がしたのかあの日僕は
いつかあの場所に帰れたらいいな
届くかな君にも 空はまだ青色だから
裏切りは弱さへと変わっていくのに
誰しもが裏切りを重ねていく
助けたい想いには強さが欲しい
それでも生きていこう今を
天変地異は今 君を連れ去って
愛すべき人々の夢を見て
きっとあの日々を思い返すだろう
視界に広がった景色を変えていきたい
明日に残したいものだと心に誓って生きていくんだ

リスナーのハードルを下げたことに本気度を感じた

月並みな感想かもしれませんが、
人と人の繋がりを、
心と心の繋がりを、
この曲を通じて求めているんだな。と感じました。
拓也さんが「ハードルをなくしてみんなに聞いてもらいたい」と語る理由も伝わってきた。
「世界が変わると本気で信じている」曲だからこそ、誰にも分け隔てなく曲を聴けるように試みたのだと思います。
その姿勢をアーティスト側から提示してくれたことがとても素晴らしいことだと感じました。
ぶっちゃけ、曲ごとに毎回一定の価値をつけることなんて厳密には不可能だと思う。
別にお金を払いたくないって訳ではありません。
ただそれ以外の方法で感謝の気持ちだったり、応援出来る方法をしっかりと見出した方がアーティスト側からしても本意なんじゃないかな。

僕と音楽とブログを結びつけた原点に立ち返った

その方法の1つとして、僕はブログを選んだのかもしれない。
ただ今こうして綴っている感情を明日の自分のために残しておきたいから。
そして感情を動かしてくれた音楽のためにも残しておきたいからです。
「良い曲だった」「カッコ良い」って感想を呟くのも立派なアクションだと思うけど、
それ以上の言葉で好きな音楽とのストーリーを作っていきたいんですよね。
僕にただ出来ることは好きを発信すること。
曲中で描かれたような強いメッセージは自分からは出てこないし、自分だけの言葉で誰かの心は救えないけど、
好きなものから受け取った想い、自分から生じた感情を、なるべくそのまま次の誰かに伝えることは出来る気がする。
音楽を語ることで自分の想いも載せていく。その先で画面の向こうのあなたと繋がれたら嬉しいです。
そして繋がった先からバトンを渡していくように想いが伝線していったら、アーティストが求めているものにより近づくのではないかと思っています。
なので今回の「ReI」を聴いた皆さんの感想も是非とも聞かせて欲しいです。
僕はこの曲から、ブログを通じて大好きな音楽、大好きなロックバンドと関わろうと思った原点、つまり”0″地点に立ち返ることが出来ました。