当ブログをお読み下さっている皆様、新年明けましておめでとうございます。
2017年も当ブログをよろしくお願いいたします。
改めまして、CDJ4日間通した引き換えに風邪をひいたSugar(@Sugarrrrrrrock)です。
本日からCDJのライブレポートをガンガン書いていきます!
本来こういうものは早いうちにアップしなければいけないのですが、、、
年が明けてガッツリ体調を崩してしまったため3日間お休みしていました。
まずは12/28の1日目のレポートです!
目次
ライブレポート
14/15から3年連続で参戦している冬の風物詩カウントダウンジャパン。
今回は初めての年越し、そして4日間フルでの参加となりました。
初日の28日は仕事納めの方が多かったこともありチケットはソールドアウトせず、他の日に比べると会場の人も少ないのが見てわかるほどでした。
会場が幕張メッセということで移動もそれほど負担にならず、余裕を持ってフェスに臨むことが出来るのでとてもありがたいです。
ヤバイTシャツ屋さん (COSMO STAGE)
4日間のスタート、つまりこのフェスを盛り上げる口火を切るべくCOSMO STAGEに登場したのは2016年大ブレイクを果たしたヤバT!
出番の30分前にはすでにステージの半分ほどが埋まり、その後案の定入場規制がかかりました。
レディクレとメリーロックに続いて冬の3大フェスは全て入場規制がかかったそうです。
そんな熱狂のフェスとツアーをこなしてきたこともあってこの日はこやまさんの声がガラガラでした。
「岡崎体育だったらこんな声してても口パクでやれるのに」と自虐&先輩イジりで会場を笑わせ、「でも声出てない方がロックスターぽくない?」と力の限りを尽くしたライブでした。
来年ステージが上がるのは間違いなさそうですが「来年大きいステージでやるためにこのステージをめちゃくちゃにしなきゃいけないんですけどいけるかー!!!」と最後に披露された「あつまれ!パーティーピーポー」で超満員のCOSMO STAGEをパリピ天国に変えてステージを後にしました。
ぶっちぎりのスタートダッシュを決めてくれたヤバTで4日間のフェスの幕が上がりました。
miwa (EARTH STAGE) SAKANAMON (MOON STAGE)
大熱狂のCOSMO STAGEの次はメインのEARTH STAGEに移動しました。
同ステージの2番手としてmiwaちゃんが大勢のバンドメンバーを引き連れて登場!
出だしから季節外れの(褒め言葉です笑)「ミラクル」「君に出会えたから」でEARTH STAGEを爽快に盛り上げていったところで僕はMOON STAGEに移動。
到着した時には同ステージ2番手のSAKANAMONが1曲目「ミュージックプランクトン」を演奏していました。
続けて「マジックアワー」「幼気な少女」と過去の代表曲でアッパーに盛り上げていきます。
「みなさん今年も嫌なことが沢山あって音楽に救いを求めてきたんでしょ?」とボーカル元生さんが言った通り、僕らリスナーの苛立ちや僻みといった負の感情をストレートにエモーショナルに発散してくれるのがSAKANAMONの音楽。
ライブ会場限定シングル「クダラナインサイド」と続いて披露された「PLAYER PRAYER」はまさにそんな感情どストレートなメッセージソング。
ラストは2016年1年分の「つまんねーよ」を叫んだ「TSUMANNE」でMOON STAGEに大合唱を響かせました。
KEYTALK (EARTH STAGE)
再びEARTH STAGEに戻り続いて登場したのは4年目の出演でついにメインステージに立ったKEYTALK!
メジャーデビュー以降合いの手やシンガロングなど、会場全体を巻き込む音楽で確固たる地位を手に入れたKEYTALK、「YURAMEKI SUMMER」「パラレル」でスタートから4万人規模の大ステージを大きく揺らします。
最初のMCでは既に発表されているニューシングルのリリースに続き3月にフルアルバムをリリースすることを発表しました。
「新曲でも盛り上がれるのかEARTH STAGE!!」と披露された「ASTRO」は小細工なし、4人の演奏とツインボーカルがぶつかりまくる痛快ロックチューン。
おなじみ巨匠のビール一気飲み(通称ビールソロ)からなだれ込んだ「MATSURI BAYASHI」ではMVに登場する踊り子さんも登場。
そしてこちらもおなじみ間奏で演奏が止まりメンバーのマネキンチャレンジ(みたいにその場で止まる)の後には八木ちゃんがついにEARTH STAGEで「あス!!!」を叫び大満足の笑顔を見せてくれました。
初のメインステージにもかかわらずステージ後方まで多くのお客さんを呼び込み踊らせまくったKEYTALK。
3年前のCDJの生中継がきっかけでハマった僕にとってとても感慨深いステージとなりました。
Hello Sleepwalkers (MOON STAGE)
EARTH STAGEを後にして次に観たのはMOON STAGEのHello Sleepwalkersのライブ。
1曲目「午後の待ち合わせ」からこのバンドの持ち味であるトリプルギターが起こす爆音サウンドが炸裂!
続くダンスチューン「Jamming」でMOON STAGEを揺らしメンバーそれぞれのソロパートもバッチリ決めたハロスリ。初めて観ましたがかなりの迫力に早くも圧倒されました。
年明けにリリースが決定しているニューアルバムから新曲を披露し、バンドの2016年のキラーチューンとなった「神話崩壊」が披露される頃にはMOON STAGEは後方までお客さんで埋まっていました。
三たびの爆音アンサンブルで盛り上げるとラストは再びニューアルバムからミドルテンポの新曲を披露してステージを後にしました。
次につなげるべく攻めのセットリストで魅せたハロスリ。2017年はライブ動員がもっと増えて欲しいです。
Bentham (MOON STAGE) SUPER BEAVER (COSMO STAGE)
そのままMOON STAGEに残り続いて登場したのは2年連続で同ステージ出演となったBentham!
この日は何やら重大発表があるということで期待と若干の緊張感を抱きながら観ていました。
オゼさんのハイトーンボーカルが伸びやかに響く「サテライト」から始まり、「HEY!」「クレイジーガール」と立て続けにアッパーチューンを投下。
初出場の昨年は「上手の方はバドミントンが出来るくらい空いていた」とスダさんは言っていましたがこの日は昨年を大きく上回る動員を記録しました。
この1年で多くのリスナーを味方につけたBentham、重大発表の内容は2017年春のメジャーデビューでした!
そのデビュー曲となる「激しい雨」は「この曲はまさに自分たちのことを歌ってます」と紹介された通りバンドの決意表明ともいえるメッセージ性の強い曲でした。
続く「手の鳴る方へ」で満員のMOON STAGEで大きなコールアンドレスポンスを巻き起こし、ラスト「パブリック」を1番まで見届けて隣のCOSMO STAGEに移動しました。
そのCOSMO STAGEに登場したのはこちらも2016年大躍進を遂げたSUPER BEAVER。
日の暮れた幕張メッセ、そして宇宙空間をイメージしたこのフェスにまさにピッタリな「東京流星群」からスタートしサビのシンガロングが盛大に響き渡りました。
「証明」「青い春」と曲が続き、フロアの僕らと向き合い、1人ひとりの肯定感をダイレクトに伝えれくれるSUPER BEAVERの音楽は10周年イヤーとなった2016年までの苦難と飛躍のまさに証明として響いていました。
そんな彼らの音楽をもっと聴いていたいという思いを持ちつつも泣く泣くGALAXY STAGEに移動しました。
Mrs. GREEN APPLE (GALAXY STAGE)
この日初めて訪れたGALAXY STAGEは出番前から早くもステージ後方まで多くのお客ささんで溢れていました。そのお目当てはMrs. GREEN APPLE!
電飾が施されたドラムセットとバンドロゴが目立つステージに登場したメンバーは「VIP」からライブをスタートさせGALAXY STAGEをポップに盛り上げます。
最新シングル「In the Morning」を経て「Speaking」「うブ」「REVERSE」までフロントマン大森元貴はハンドマイクでとにかく楽しそうにステージを縦横無心に駆け回ってました。
僕はミセスを観るのが初めてだったのですが、王道サウンドからEDM調のダンスチューン、ラップまでこなすこのバンドからは才能と可能性しか感じませんでした。
昨年から凄まじい勢いで成長を続けているバンドの現状に充実感を漂わせながらも、「初心を忘れることなくやっていきたい」と語った元貴くんはエレキギターを持ってラスト「StaRt」「我逢人」を披露。
そこにあったのは紛れもなくロックバンドとしてのMrs. GREEN APPLEでした。
若手のホープから次世代のバンド代表へと飛躍していくであろう2017年は彼らの活躍ぶりに何度も目がいく1年となりそうです。
THE ORAL CIGARETTES (GALAXY STAGE)
ミセスに続いてGALAXY STAGE1日目のトリ前を担ったのはTHE ORAL CIGARETTES!
今年1番とボーカル拓也さんに言わしめた大合唱を起こした「mist…」、「メジャーに出てこの曲とずっと戦ってきた」と言って披露された「起死回生STORY」と一昔前の曲が大きなステージで映えていたのがとても印象的でした。
2年連続同ステージ出演となったオーラルは前回「来年はGALAXYのトリをやる」と約束していたものの僅かに届かなかったことを拓也さんは悔しがっていましたが、決して悲観することなく次なる野望を語ってくれました。
「去年、来年GALAXYのトリをやると言ったのはまだ俺たちにEARTHは早いと思ったから。でも今は違う。来年は必ずEARTH STAGEに立ってみせます!」
と自信満々に言い切った拓也さんは終始フロアへの感謝の思いが溢れんばかりの笑顔でライブを楽しんでいました。
武道館ワンマンも決まり他の若手バンドとも引けを取らない人気と実力を手に入れたオーラル。2017年は待ちに待った番狂わせがついに起こる1年になるかもしれません。
back number (EARTH STAGE)
CDJ16/17初日のEARTH STAGEのトリを務めたのはちょうどこの日にベストアルバムをリリースしたback number!
僕もCDJで観るのは3年連続でした。
フェスではおなじみ「青い春」のイントロをアレンジしたSEが流れてメンバーが登場するとそのまま同曲からライブスタート。
最初のサビで音響トラブルが起こるものの勢いで乗り切り、そのまま「MOTTO」になだれ込む序盤戦。
back numberはもちろんバラードありきのバンドですがアップテンポの曲の依与吏さんの煽りがめちゃくちゃカッコ良いです。
そしてバンドのブレイクのきっかけとなった「花束」が披露され、EARTH STAGE全体にハンドウェーブが起こりました。
MCで冒頭の音響トラブルのことを「ロックバンドっぽいでしょ」と冗談半分に笑い倒す余裕も見せ、ここからバンドの真骨頂のバラード曲「ハッピーエンド」「ヒロイン」を続けて披露。
切なく、そしてエモーショナルに歌いあげる依与吏さんはやはりライブで観るべきだと改めて感じました。
「年忘れってどういうことなんだろうって昨日寝る前に考えてたんだけど、俺みたいに切り替えが下手くそな人間が年明けても嫌なこと引きずらないために無理矢理切り替えるためにあるんだと思う」と語った依与吏さん、後半戦はその通りにロックバンドモードに切り替わり、「003」「高嶺の花子さん」「スーパースターになったら」を畳み掛け巨大なEARTH STAGEを大きく揺らしました。
アンコールで再びステージに戻ってくると、「クリスマス終わったけどクリスマスソング聴きたい?笑」と問いかけ満場一致の歓声を浴び同曲を披露。
最後に「back numberってすごい内に閉じてるバンドで、今日他のバンド目当てで来た人とはどうしても距離感を感じちゃうんだけど(笑)、でも俺はステージでも1人の人間としていたいから、悪いところも見せれるような関係でいたいからそういう俺たちを応援してくれる人はついてきて下さい」と語った依与吏さん。
テレビの中の存在と言えるくらい有名なった彼らが生の現場でこのようなことを言ってくれるのはとても親近感が湧くしありがたいです。
最後の最後は「SISTER」でハッピーなムードに包まれてCDJ1日目は幕を閉じました。
まとめ
なかなかソールドアウトしないし例年大きいステージはJ-POPアーティストが多く出演するCDJですが、
初日からロックに溢れた、スケールの大きい音楽体験が出来て大満足の1日でした。
その中でもこのフェスがきっかけで知ったKEYTALKがメインステージに立ち、
そのレーベルメイトであるBenthamがメジャーデビューを発表するという流れがメモリアルで特に印象的でした。
10年以上続く大型フェスなのでCDJの中でのバンドの歴史を感じられるのも醍醐味の1つです。
この点にも注目しつつ、残り3日間もしっかり、そして早いうちに書いていくので是非ご覧いただければと思います!