2018年は昨年に続いてCOUNTDOWN JAPANのステージで迎えました。
夜通し好きな音楽に囲まれ続けるという特別な空間が最高だったのは言うまでもありませんが、今回はこれまでのフェス以上にストレスフリーに楽しむことが出来ました。
その大きな理由が、会場内のほとんどのブースで電子マネーが使えるようになったから。
今回から、会場内で電子マネーをご利用頂けるようになりました(一部施設・店舗を除く)。
利用できる施設・設備の詳細は電子マネーページをご覧ください。 利用できる電子マネーは以下の通りです。 iD/QUICPay/nanaco/楽天Edy/WAON/Kitaca/Suica/PASMO/TOICA/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん
お手持ちの携帯電話の設定やICカードへのチャージなど、事前にご準備のうえ、会場にお越しください。
COUNTDOWN JAPAN 17/18公式HPより
僕は昨年スマホをiPhone8に替えたのでSuicaやiDなどの電子マネーはカードでは持たずにiPhoneで決済出来るようになりました。
これらの電子マネーの支払いに対応するようになったということはつまり、会場内で財布を持ち歩く必要が無かったんですよね。
今日は結構フェスにおいて画期的な1日になるかもしれない。飲食でも物販でも電子マネーが使えるから、多分1日中財布と現金を持ち歩かなくて良い。 #CDJ1718
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2017年12月31日
今回はクロークや飲食ブースはもちろん、公式グッズだけでなく各アーティストのグッズも電子マネーでオッケー。
僕はクロークを使わず備え付けのSuica対応ロッカーを使ったので、財布だけでなく鍵も引き換え券もナシで丸1日過ごすことが出来ました。
キャッシュレスでフェスを過ごせることのメリット
ライブやフェスの支払いがスマホだけで完結すれば様々なリスクが軽減されます。
まず1番に挙げられるのが、財布が盗難に遭う心配がなくなります。
実際に盗難に遭ったり現場を目撃したことはありませんが、会場内のアナウンスで毎回のように注意を呼びかけているということは、どこかしらで起きてしまっているんだと思います。
財布を持たずにライブが観れればその被害者も加害者もなくすことが出来ますよね。
各ブース側にもメリットがあります。
単純に現金でやりとりするよりスムーズだし売り上げの誤差も出ないし、
「小銭が不足してます」とか余計に気を使わせる必要もなくなる。
電子マネーのチャージはクレジットカードとスマホを紐付けておけばいつでも出来るし、その場の現金不足にも悩まされない。
汗だくになったり雨に降られてお札がビショビショになるようなことも無くなる。
てな感じで良いことづくしなんですよね。
逆にデメリットを挙げるとすると、スマホが無くなると詰むってことですね。
財布と比べてセキュリティがしっかりしてるので盗られる心配は少ないとは思いますが、財布と同じように密集しているフロントエリアで落としてしまうというリスクはどうしてもありますよね。これはどうしても自己責任になってしまう。
後は、、、つい使い過ぎてしまうことですかね(笑)
今回の僕の場合はまぁ楽しく盛り上がりたかったし、人付き合いもあってという理由はありましたが、結構飲み食いしました。。。(グッズも買ったし)
これまでフェス用の財布に現金を移していたのと同じように、あらかじめ予算はしっかり決めてその範囲内で使わないと後々後悔するかもよってことは頭に入れておくべきですね。
まぁでもそんなのは自己管理能力に尽きるので、相対的に見たら断然メリットだらけです。
持ち物から財布がなくなりストレスフリーに楽しむ未来
これまでも部分部分で電子マネーが使えるフェスはあったと思うんですけど、今回のCDJはほぼ全てのブースでキャッシュレスで支払いが出来たので、なんだか未来を先取りした感ありましたね。
今回は屋内で幕張メッセという会場のおかげで成り立った感じはします。
夏の屋外になるとインフラを整えるのが難しいと思うので、次のROCK IN JAPAN等で今回と同じ環境を実現したらスゴい。
まぁ僕としてはそんな近くない未来に実現して欲しいし、この先もっと普及していって欲しいです。
今はありとあらゆる場面でキャッシュレス化が謳われていて、僕も今の時点で現金を使う場面ってそれこそライブとフェスぐらいしか無いんですよ。
だからライブ界もこの流れについて行って欲しいなと思います。
フェスに関しては今回そのストレスフリーっぷりを体験出来たので、次はライブハウス。
ロッカーの鍵とかドリンクチケットも電子化してくれたら紛失のリスクから解放されるし、ライブのためにわざわざお札崩して100円玉500円玉用意するのも正直面倒くさい(笑)
儲かっているであろうZepp系列などが率先してやってくれたら良いなーなんて思っています。
ということで、今回はライブの持ち物から財布が無くなる未来について書いてみました。
普段の記事と比べてちょっと真面目な内容でしたが、こういった音楽シーンの未来についてもこれからもっと深く考えて発信出来ればと思っています。
CDは必要なくなっているが”モノ”としての音楽にはメリットがある – SUGAROCK-FESTIVAL