悩める若者に届け!あんちゃさん著『アソビくるう人生をきみに。』を読んで

どうも、悩める若者の代表格、Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
 
僕がブログを始めるきっかけになったのはもちろん他のブログでありブロガーさんの存在。
 
今回は僕がブログを始める大きなきっかけとなったブロガー、あんちゃさんの初の書籍『アソビくるう人生をきみに。』を紹介します!!
 
僕たちブロガーの中であんちゃさんを知らない人はいません。とてつもないお方なのです。
詳しい経歴プロフィール等はあんちゃさんのブログを見てみて下さい。
 
そんなあんちゃさんの人生経験に基づいたこちらの本、
僕みたいな若い人たちの不安や違和感に向き合って背中を押してくれる一冊です!
 

あんちゃさんを知ったきっかけ

まず僕があんちゃさんを知ることとなったきっかけを書きます。

 

僕がブログに興味を持ち始めた2016年の夏、

色んな有名ブロガーさんのブログを読むようになって間もないうちにあんちゃさんのブログにたどり着きました。

 

当時はまだプロブロガーという肩書きは背負ってなかったはずですが、それから程なくしてブログ界の女王として君臨するようになってました。

 

音楽好きとしてまず僕の目に止まったのはこの記事。

 

theHIATUS(ザ・ハイエイタス)を知っているか?絶対ハズさないおすすめ曲ベスト10!

 

音楽を語らせたらまぁ今の僕の方が上手ですが(超失礼)、the HIATUS大好きなんで一気に勝手にシンパシーを感じました。

このバンド好きな人はよっぽどのハイセンスの持ち主かよっぽどの変人しかいません。

 

と言ってみたものの僕は今のところ後者にもなり切れていない感じですが、

あんちゃさんはこの双方を兼ね備えたスーパーウーマンです。

 

自らを「クソマジメゲスブロガー」と称し、悩める若者の心に刺さる人生哲学、これからの時代の働き方をクソマジメに語る一方、

ゲスの方面にも振り切れた「性」に関する記事も度々話題を呼んでいます。

 

【18禁】”バイブバー”とかいう異世界空間に女2人で潜入した話【渋谷】

 

ムッツリな僕としてはこんなことを大々的に話せるなんてスゴイとしか言いようがないです。

 

まぁ「俺も胸張って堂々と下ネタ語れるようになりてェェェ(☝ ՞ਊ ՞)☝」とは思いませんでしたが、

とにかく記事を読み漁って、自分も好きなことを発信する側に回りたいと思ってブログを始める大きなきっかけになりました。

 
んなもん、感想を書かずにはいられないっちゅうことです。

感想

ブロガーだけに向けた本ではない

絶対に勘違いして欲しくないのは、この本は決してブロガー向けの本ということではないってこと。

実際にブログで集客する、ブログで稼ぐみたいな方法論はほとんどありません。

 

あんちゃさんの会社員時代からのヒューマンドキュメンタリーといった感じでとてもスラスラ読めました。

 
その中で既存の生き方働き方に対する違和感だったり、今の突き動かしている考えや価値観に沢山触れることが出来ます。
 


これから進路を決めることになる学生の方も読んで欲しいですね。あとは新卒1年目で働いている僕と同い年の皆さん。
 

いやもう本当に、全編に渡って120パーセント突き刺さります。

その中でも今の僕が特に刺さった部分をピックアップしてみました。

自分の考えを貫き通す

まわりの目を気にしすぎて、「私はこういう考えですが、こういう考えやああいう考えもあるかもしれませんね」と、言い切るのを避ける人もいます。

 
僕は最近書いた記事で、「ブログを書くようになって尖ったものが丸まった」と書きました。
それは色んな方のブログを読んで選択肢と可能性の広がりに魅力を感じたから。
 
でも必ずまた尖らなきゃいけない。
自分の考えはこうだ。自分が求める生き方はこうだとハッキリ言い切らなくてはいけない。
 
音楽ブログの方では客観的なことばっかり書いてる自分が嫌になって今は割と好き勝手書いていますが、
このブログは今探り探りの状態で、全然本音を言い切れてません。
 

色んな意見考え選択肢あっていいけど、そこに個人の本音が宿ってないといけないと感じました。

 

今書いている文章もあんちゃさんの言葉があってこそ。外部に委ねた目標や本音はあんまりカッコ良いものではありません。

 
自分が貫き通さなければいけないのは他でも自分自身でいることです。

やったことのない人の意見を鵜呑みにしない

「反対や批判をする人は、『それをやったことがない』人たちだ

 

外野から飛んでくるネガティブな反応なんてそんなもんイメージでしかないってこと。

 
親の反対、先生の反対などでそれまで夢や目標に向けられてきたエネルギーが、全て無駄にはならないにせよ一度途絶えてしまうのはやっぱり残念なことだと思います。
 
逆に、それで諦めてしまうなら所詮その程度のもんだったのかと余計に苦しめることになるかもしれない。
 
そして重要なのは、自分だけでなく、他人の可能性も潰さないということ。
 

僕はとても根が暗いのでどことなく斜に構えてる部分が今でもありますが、僕自身もやったことないことに対して否定側に回らないようにします。

 

もしも仮に僕がこの先フリーで活動していくことになったとして、会社で働く人たちのことをああだこうだ言うことがあったらガン無視あるいは無茶苦茶にディスってください(笑)

 

自分の人生の決定権は自分で握る

「自分の人生、自分で決めてよくね?」

 
ここまでを踏まえた上で表紙にも書かれているこのフレーズ。
 
他人の意見を鵜呑みにせず、自分の考えを貫き自分の言葉に責任を持って、自分の人生の舵をとる。
 
人生の決定権を誰かに委ねることこそ1番自分に無責任です。
 
自分のやりたいこと、好きなこと、大事な価値観にもっと身を投じて、自分勝手でいた方がよっぽど楽しいのは間違い無いですよね。
 
そう思って僕はまず社会人としての進路が決まるスレスレのタイミングで大学を休む決断をしてブログの世界に飛び込みました。
 
ただ今は飛び込んだ先のブログの世界で流されまくってビビりまくっているというオチです。。。
 
もっと自分だけの生き方を曝していきます。
誰にどう見られたって知ったこっちゃねぇ

若者の不安に寄り添い背中を押してくれる一冊

ということで、最初から最後まで共感しまくりの考えさせられまくりの一冊です。
 
 

が、最後に、この本を読んで、僕は1つ反省しなきゃいけないことがあります。

 

ここまで書いてきた通り言葉に次々と突き刺さりながら読み進めていったのですが、

ぶっちゃけ本の内容の多くは”既視感”もありました。

 
 
それもそのはず、僕はあんちゃさんのブログをずーっと読んできたからです。
 

日頃から目に触れてたものなのに全然自分の糧に出来ていなかった。

めちゃくちゃ受身で知った気になっていたなぁと。

 

やっぱりアウトプットしなきゃ自分の中に落とし込めないということを痛感させられました。

 
あんまり書くとネタバレが過ぎてしまうと思うので詳しくは書きませんが、ラストの巻末付録、しっかり取り組みます。
 
 
自分の人生に主体性が無いと感じている方、
これからの進路に悩んでいる方、
そんな人が周りにいるという方、是非とも手に取ってみて下さい。
 
それぞれが抱えている悩み不安に寄り添いながら、最後まで読んだ時には力強く背中を押されているはず。
 
ちなみに僕は自分の両親に読んで欲しいと思ったのでもう1冊買って渡そうと思います。
 

 

若者はいつも悩んでいる。一緒に今から飛び込みましょう。