「21世紀の日本のロックのスタンダードとは?」
まだ21世紀は18/100しか経過していないが、現時点での日本のロックのスタンダード。
自分は迷わず「アジカン」と答える。
ロックの普遍で不動な本質を更新し続けている。
世界を目指すというよりも、世界から見た日本の音楽を、音の鳴り方・聴かれ方に対しても第一線で考えながら活動している。
同じ国に生活する一市民として、安全で平和な社会のために戦っている。
東洋の島国で、世界的に歴史のあるロック文化を継承し、アップデートしている、そのように目に映るロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION
2018年12月5日に9枚目のフルアルバム「ホームタウン」をリリースするにあたり、その前哨戦として、今回初めてアーティスト単位での特集を行うことにしました。
1ヶ月に渡って、歴代のフルアルバムを紹介しながら、バンドがどんな目的で活動していて、どんな困難を乗り越えて、今に続いているのか。一緒に学ぶ機会を作りたいと思っています。
世界的に見てもバンド音楽、ロックンロールは先細っていると言われているが、
20代前半の自分にとって、ロックバンドとの関係はまだまだ始まったばかり。少しでも長く続いて欲しい。
アジカンは今年で結成22年。
長く続いているバンドを特集することで、長きにわたって応援したくなるロックバンドの物語性、一貫性のようなものを感じて頂けたらと。
そんなことを思っている自意識の片隅から始めます。
ASIAN KUNG-FU GENERATION特集(全5回予定)
第1回 「ファンクラブ」
【アジカン特集】暗闇から生まれたアルバムに「ファンクラブ」と名付けた意味
第2回 「君繋ファイブエム」「ソルファ」
【アジカン特集】「君繋ファイブエム」と「ソルファ」は”永遠の生命”を持って受け継がれた
第3回 「マジックディスク」「ランドマーク」
第4回 「サーフ ブンガク カマクラ」「Wonder Future」
第5回 「ワールド ワールド ワールド」
11月の1ヶ月、週に1回ずつ随時更新予定です。