音楽コラム/オピニオン

ライブという非日常の体験に日常のヒントを見出してみた

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。先日まで4日間旅行に行っておりまして、久々のブログ更新になってしまいました。
旅って言わば特別で非日常な体験ですよね。良い宿に泊まって、美味しいご飯を食べて、綺麗な景色を見てなんて普段なかなか出来ないですからどうしたって楽しいです。
でもそういう時こそ日頃の自分を見直す機会です。一緒に行った友達と長期間一緒にいることで他人の生活感が垣間見えたり、価値観の違いを感じたり。
そういう経験が帰ってきた後の生活にプラスになります。日頃の自分を切り離さないで旅に持って行った方が絶対に有意義です。
まぁ僕は音楽ブロガーだから旅の感想は書きませんが、旅と同じようにライブだって特別で非日常だと感じている人は少なくないと思います。
ライブも同じで、日常におけるヒントが詰まっている場だと、今回の旅を通じて感じたので、その思いの丈を書いていきます。

ライブ会場では在るべきコミュニケーションの形が見える

以前も書いてきたことですが、ライブはステージとフロアのコミュニケーションの場だと僕は考えています。
フロアにいる僕らはまずステージ上のアーティストの演奏を観て、曲を聴く、MCを聴く。ライブにおける大前提です。
ステージから発信される言葉、意見、想い、熱量を汲み取った上で、僕らも想い、感情を各々のやり方で発信しています。
声援を送ったり、叫んだり、拳を上げたり、跳んだり、いろいろな方法で、好きなように。
自分の好きな曲が演奏されたら特にワーっと盛り上がります。
アーティストありきのライブですから、僕らは自然と受身の形が出来ているはずです。
まず相手ありきでいること、相手の動きに対してこっちも1番良い方法で返すことが出来る。コミュニケーションの在るべき形ですよね。
ステージとフロアの間だけではなく、フロアの中だけでもリスナー同士のコミュニケーションが起きています。
例えば1000人のお客さんがいれば1000通りの楽しみ方があるわけで、お客さんの中でも楽しみ方が全然違います。
ここでもやはり周りのお客さんありきで、受身の姿勢も持ってライブを楽しむべきです。
少し気に障るお客さんが近くにいたとしても、すぐにこれはダメと言うのではなく、一旦受け止める余裕があっても良いと思います。
周りのお客さんを非難するのも自己中な考えです。音楽が好きて同じアーティスト目当てで来たというのは皆同じなのだから。
お互いが楽しめると感じれる場所を見つけて観るのが1番です。 お互いがwin-winになるポイントを探すというのも日頃から大事にしたい考え方です。
まぁ多くのライブではお客さん同士あちこちで助け合っていて、お互いが楽しめるように配慮しながらライブを観ているのがほとんどです。
ライブマナーはアーティスト側もこっちが思っている以上に気にしていることなので、フロアの中でも多くのコミュニケーションを生み出して良いライブ空間を作っていきたいですね。

音楽が日常の原動力になっていることを再確認する場

これもまた当たり前のことですが、ライブに行くってことは、そのライブの出演アーティストの曲を普段聴いていたり、何らかの関心を持っているということですよね。
ライブが非日常だとすれば、日常はCDやYouTubeなどで聴く音源になると思います。
1度ライブに行くと、音源とライブの間で好循環が生まれます。
音源を聴いてライブを観たくなって、ライブを観た後に音源を聴くとライブの時のステージの演奏シーンや、その時の自分の感情とかがフラッシュバックして以前とは違って聴こえてきます。
ライブで観るまではあまり聴いてなかった曲を好んで聴くようになったり、思い入れのある曲がどんどん増えていきます。これが音源とライブの好循環です。
音源から新たな発見がなくなったり、新鮮さがなくなってきたらまたライブを観に行きたくなるはずです。
僕にとってライブは循環を生み出すエンジンを補給し、日常の原動力を生み出すための場所です。
そしてライブに行くたびに循環の輪はどんどん大きくなり、毎日を生きて行くためのエンジンもよりパワフルになっていることを実感してきました。
ライブでもらったパワーで何気ない1日1日がどんどん有意義になっていく気がしていて、 この日々が積み重なっていけば素晴らしい人生になるんじゃないかなーって思っています(笑)
イヤホンをつけているうちは無敵なんじゃないかってくらいに(笑)、音楽の力って本当に凄いですよ。

まとめ

今回は4日間の旅行での経験からインスピレーションを得て、ライブという非日常な体験に普段の日常を生きて行く上でのヒントを見出してみました。
ライブや旅も含めて、特別な非日常な日も普段の日々の延長だと思って過ごすといろんなヒントが見えてくると思います。
まぁこの記事で結局言いたいのは音楽の、ライブの醍醐味ってことなんですけどね(笑)
僕はリスナー側ではあるけど、アーティスト側の想いを伝える役目を担いたいと思ってこのブログを書いています。
少し更新が空きましたが、音楽の楽しさ、ライブの楽しさを知ってもらえるように、これからも言葉に想いを込めてブログを書いていきます!
では、今夜もライブハウスに行ってきます(笑)