04 Limited Sazabys "SOIL tour"を周南RISING HALLで観た

12月11日、04 Limtied SazabysのSOIL tourを目撃しに山口県の周南RISING HALLまで行ってきました。

というわけで今日もSOILツアー。周南RISING HALLにログインしました。
階段の壁がサインで埋め尽くされていて愛されてるライブハウス◎ pic.twitter.com/p14AuP0YTa

— Sugar (@Sugarrrrrrrock) 2018年12月11日

この記事では対バンのSurvive Said The Prophetも含めたライブの模様を文章にしてお送りしていきます。

ツアー期間中なので04 Limited Sazabysのライブは曲のネタバレ無しで書きました。

Survive Said The Prophet 〜岡山で魅せられたクールな印象をひっくり返す熱演〜

前日に岡山で初めて観た時は、ラウドロックなのにクールな乗せ方が新鮮で魅せられてしまった。

ただ今回はそのイメージをひっくり返すとまではいかないけど、打って変わってバチバチに熱いオーラをまとった熱演だった。

きっとライブハウスの構造もステージとフロアの距離感も違うし、前日フォーリミと一戦交わしたことで更に火がついたとも思う。

フロントに4人が並んで轟音とシャウトを畳み掛ける様は圧巻の一言で、前日は言葉少なだったボーカルのYoshさんも序盤から

「生きてるか！！」

と叫び、フロアからの歓声に対しても

「中途半端な自信だな！！」

と更に煽りを重ねていく。

「待ち遠しいフォーリミにパスする前に、カオスな曲を持ってきました！」

と最後ので「Network System」で大きくフロアを揺らし、一礼と同時に照明が落ちるクロージングも見事。

04 Limited Sazabysを脅かす同世代バンドとして、自分の中に刻みこまれた2日間だった。

セットリスト

M1. Fool’s Gold

M2. found & lost

M3. HI | LO

M4. When I

M5. Follow

M6. Network System

Survive Said The Prophet 「found & lost」

04 Limited Sazabys 〜縁も所縁も詰まった土地に生きる力を〜

「我々04 Limited Sazabysとサバプロと周南の皆さんと作り上げるeurekaツアー20本目…」

というGENさんの失言に対してフロアとステージから総ツッコミという流れからスタートした04 Limited Sazabys。

eurekaツアーから実に2年1ヶ月ぶりの周南凱旋だった。

SOILツアー20本目、周南RISING HALL。お疲れ様でした〜
eurekaツアーって言い間違えてたからeurekaツアーの時のやつも見つけてきた◎ pic.twitter.com/6L23tlx97G

— Sugar (@Sugarrrrrrrock) 2018年12月11日

「”message”のサビの英訳をサバプロのギターのIvanに頼んで、”Shine”の英訳はCrossfaithのこいちゃんにやってもらって、普通に遊んでる友達に自分の作品を手伝ってもらってる感じに、僕たちのリアルが詰まってると思います。これからも愛して聴き込んで、皆さんがもう一つ向こうのSOILを完成させてください！」

とアルバムの小ネタ的な話も挟みつつ、土地の空気感と共に音源の向こう側へ連れて行ってくれるライブ。

ツーマンなので勿論セットリストの大半は「SOIL」の新曲が占めるのだけど、それに加えて最近フェス等では演奏しない「eureka」や「CAVU」の曲の存在感も際立っていた。

「全国ツアー回ってるけど、どこの土地に行っても俺たちのことをお腹空かせて待ってくれてる人がいるのはちっとも当たり前じゃないです」

「サバプロのYoshが”生きてるか！”って聞いてたけど俺たちは皆さんに生きる力を与えに来ました！」

同世代のバトンを引き継いだメッセージに心を掴まれる。

目には見えないし測ったり比べるものでも無いけど、与える側からも受け取る側からもGENさんの言う”生きる力”を巡る濃度の濃さを、どこの地方でも感じている。

その様子を観て、自分も地方のフォーリミファンの熱量からパワーをもらっている。

中でも山口県はGENさんのお父さんの故郷だ。

「山口の人が来てくれてるのはもちろん嬉しいし、山口に他の土地から人が集まって盛り上がってるのが嬉しいです。色んな人が色んな理由でここに集まってくれていると思います。山口は縁も所縁もたっぷりあるので帰ってくる理由しかありません。また皆さんと再会して遊べますように」

誰かにとって馴染みのある街に受け入れられるのはとても喜ばしいことだと感じた。

１度ライブを観に行ったらそれだけでまた帰ってくる理由になる気がする。

自分にとって馴染みのある街をもっと増やしていきたいから、残るツアーもロックヒーローと一緒に駆け抜けて行こうと思う。