改めて「音」に魅力を感じています。音楽は大好きなんですけどそれとは少し違ったベクトルで。
きっかけはVoicyっていう音声メディア。
Voicy(ボイシー)- 今日を彩るボイスメディア
一言でいうと「個人のネットラジオ」
ラジオ局と違って個人がチャンネルになっていて、
1つの番組でそれぞれのパーソナリティーが2.3分から数十分程度話してくれる
Youtuberの映像ないバージョン、ブログの文字が音声になったバージョンって感じです。
僕は高校時代に深夜ラジオにハマって、それが今の自分に割と直結しています。
ラジオがロックバンドにハマるきっかけにもなったし、ラジオが内向的でこじらせるきっかけにもなった…笑
ラジオというと過去のメディアの象徴みたいになってるけど、今はVoicyみたいに過去のイメージを払拭するような新しいラジオの形みたいなのが見えつつあって、また評価されるんじゃないかなーと思っています。
ということで、今回は「音声メディア」に魅力を感じているというお話を書いていきます。
「話し言葉」だから「過程」を発信しやすい
まず思った音声メディアの魅力というのが、シンプルに「話し言葉」で行われるということ。
今書いているブログは「話し言葉」を「書き言葉」に変換しながら書いている部分があって、それゆえ文字ベースでは表現しづらい部分がどうしても出てきてしまいます。
話し言葉のまま発信が出来ればその表現しづらいニュアンスみたいなものでも聴き手に伝えられるんじゃないかなと思いました。
それとブログは「言い切り」型のメディアなんですよね。
書き言葉ゆえの特徴だと思うんですけど、言い切ることで言葉に強さが宿って読み手に刺さる。
逆に主張や結論をしっかり書かないとまとまりのない文章になってしまう。
僕がブログで題材にしてきたことって答えがハッキリしてなかったり曖昧なものが多いし、
僕自身別に1つの記事に完結性を求めているわけでは無いんですよね。
でも無理に完結させようとしていつもまとめが上手くいかない感じです。
でも音声メディアであれば結論に至らなくてもその「過程」を発信出来るのではないかと思っています。
過程を発信すること、未完成を未完成なまま伝えること。音声ならそれでもある程度カタチになるような気がする。
明確なゴールがない話題にはとても向いてそうです。
ブログほど体裁を整える必要もなく、動画ほど細かい編集もいらない。
音声であれば思ったことを思ったまま発信してもコンテンツとしてある程度成り立つのではないでしょうか。
性格・雰囲気を聴かせる
音声ということは文字通り「声」で聴かせるということになるので、人の生の部分に触れますよね。
ブログだとやっぱりデジタルな文字止まりになってしまう。
音声メディアでは話の内容だけでなく、話し手の性格だったり雰囲気みたいな部分も無意識的に伝えることが出来るのではないか。というのがもう一つ大きな魅力です。
ちなみに僕の性格でいうと、
・人見知りで口下手だけど、頭の中はとても口うるさい
・大人しそうで小心者に見えるけど、内には感情が熱を帯びている(実際に書いてみると恥ずかしいw)
そういった雰囲気も文字ベースよりも伝わると思います。
例えば僕が何かをテーマに話したら、きっと途中何度も言葉に詰まったり、少し沈黙してしまったり、一転していきなり熱く語り出すと思う。
そこには今こうして文章を書いてるよりも自分らしさが宿ってるに違いない。
リアルだと人との距離のはかり方が掴めないけど音声ならスッと近づける気がするし、自分らしさも伝えられる気がします。
話し下手な自分だからこそ余計に魅力的
てな感じで、ラジオみたいな音声メディアに改めて魅力を感じているということを書きました。
まぁそもそも音楽好きだし、耳から入るものが好きなんでしょうね(笑)
僕は人前で話すのがとにかく苦手で、だから1度頭の中身を整理してから文字にして言葉を発することが出来るブログって最高なんですよ。
ただブログを書いても全然話がまとまってる感じがしないので、じゃあまとまってないなりに伝えるには声での発信が良いんじゃないかと思いました。
一周回って話し下手にとってより魅力的なメディアなのかもしれないです。
音声メディアもやってみたい。メディアなんて大層なのじゃなくて給食の時の校内放送でも良いんだけど。
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年1月27日