Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
早いもので2017年も半分が経とうとしています。
というわけで、SNSや他のブログでもよく見かけるアレを僕もやります(笑)
今回は2017年上半期に聴いたアルバムの中から特に良かった作品を10枚選んでみました!
対象はフルアルバムのみで選びました。シングルやミニアルバムなどは後日上半期ベストソング編という形で取り上げたいと思います。
邦楽ロック好きの大学生が選ぶ2016年のベストアルバム10選 – SUGAROCK-FESTIVAL
昨年は年間で10枚だったんですけど、今年は上半期だけでも10枚に絞るのが大変でした…(笑)
皆さんの今年のお気に入りのアルバムが入っているか、是非注目しながらご覧ください!
目次
僕が選ぶ2017年上半期のベストアルバム
ent 「ELEMENT」
youtu.be2017年になって1番最初に買って聴いたアルバムですね。
ストレイテナーのボーカル、ホリエアツシさんのソロプロジェクトentの3枚目のアルバム。
おそらくこのアルバムを今年の最初に聴いたことで聴きたい音楽の幅がとても広がったんじゃないかなと思っております。
これまではフェスで盛り上がるようないわゆるエンターテイメントの音楽を好んで聴いていましたが、これは完全にアートですね。
ただ、大好きなバンドマンが作った作品ですから驚くくらいスッと入ってきました。
普段の生活にも移動中の風景にも溶け込んで、日常のサウンドトラック的な感じでよく流しています。
BLUE ENCOUNT 「THE END」
youtu.be昨年の武道館からさらに勢いをつけるべく作られたブルエンのメジャー2ndアルバム。
昨年からバンドシーンの枠を超えて色んなアーティストと共演したりタイアップがありましたが、そこで得た学びを楽曲に活かしています。
シングル曲やこれまで通りの熱血アッパーチューンはもちろんですが、
表題曲「THE END」や「city」といったこれまでと違った系統の曲が今作のカギで個人的にもツボです。
レコ発ツアーも終了し、これからさらに全方位に活躍して欲しいです。
[ライブレポート] 3/20 BLUE ENCOUNT@幕張メッセ – SUGAROCK-FESTIVAL
SHANK 「Honesty」
youtu.be長崎の3ピースメロディックバンドSHANKの4枚目のフルアルバム。
近年のメロコアブーム再燃でこれまで以上に勢いに乗ってますよね。
これまでのアルバムに比べると2ビートのザ・メロコアって感じの曲は少ないけど、
最近の曲は演奏の厚みもスゴい。各楽器のプレイングが目立つ曲も多いです。
そして10曲でたったの20分という圧倒的なスピード感も。
飽きる間もなく通して聴ける。アルバム単位で聴きたい作品ですね。
最後の曲で表題曲の「Honesty」はMVも印象的で本当に名曲です。
Suchmos 「THE KIDS」
youtu.beやっぱりSuchmosを通らずに最近のロックシーンを語ることは出来ないですね。
今となってはロックシーンにとどまらず日本の音楽シーンのメインに立てる勢いで大躍進を続けています。
シティポップとかジャズとかソウルとかそんな括りはよくわからないけど、俺らの音楽カッコ良いだろっていう自信に溢れているし、強気なメッセージも伝わってくる文句なしの名盤。
それにこういった音楽が10万枚以上のセールスを叩き出したっていうのは本当に一大事です。
次からは自主レーベルを設立してリリースということで、更に我が道を突き進んで音楽シーンの中心をかき回してもらいたいです。
THE ORAL CIGARETTES 「UNOFFICIAL」
youtu.beこのアルバムのツアーで武道館に立ったTHE ORAL CIGARETTES。
まずタイトルにめちゃくちゃ惹かれましたね。
これまで若手人気バンドとかフェスロックみたいな括りで見られがちでしたが、
今作でその枠を突き抜けて一気にバンドのアイデンティティを確立したと思います。
知らないで聴いたらかなりクセの強い曲が並んでるような気もしますが、
これがしっかりリスナーに支持されたのはバンドにとってかなり大きな自信になったはず。
武道館も観て改めて感じました。
[ライブレポート] 6/16 THE ORAL CIGARETTES@日本武道館 – SUGAROCK-FESTIVAL
ねごと 「ETERNALBEAT」
youtu.be2月からは前のオーラルとねごとの4枚目のフルアルバムを選びました。
これまでもガールズバンドとしては独自のポジションでしたが、
今作は持ち前の浮遊感に加えてダンスミュージックを全面的に取り入れたバンドの新たなモードを示した1枚。
通して聴いても終始浮遊感と立体感が支配し続けます。
クールな曲調に加えて内から染み出るエモさを感じる幸子さんの歌も良いですね。
最近は本当にカッコ良いガールズバンドが増えてますよね。何らかの形で特集したいなぁなんて思っています。
KEYTALK 「PARADISE」
youtu.be全17曲が収録されたKEYTALKの4枚目のフルアルバム。
前半は疾走感満載のロックチューンが駆け抜けていき、後半は歌メインでスケールの広さが感じられる1枚。
僕はなんだかんだ速いロックチューンが好きなのでこのアルバムの前半は聴いてて本当に気持ちが良いです。
今作から作詞も作曲もメンバー全員が本格的に行うようになり、4人のキャラが全面に出ていて本当にバラエティー豊かな曲が揃っていますね。
もっと多くの人に届く音楽を目指していく上で、今作で提示した四者四様の多面的な音楽性をどんどん武器にして欲しいです。
7月にツアーでこの曲たちをライブで観るのがとても楽しみですね。
[CDレビュー] KEYTALK 「PARADISE」 – SUGAROCK-FESTIVAL
BIGMAMA 「Fabula Fibula」
youtu.be現体制で10周年を迎えたBIGMAMAの7枚目のアルバム。
作品を重ねるごとにバンドのアイデンティティを確固たるものにしています。
劇的でロマンチックな世界観はこれまで作り上げてきたBIGMAMA最大の武器ですが、今作はそれに加えてロックバンドのパワフルな姿も全面に打ち出しているし、
人間の内面をえぐるような金井王子節も炸裂しまくっています。
曲ごとのコンセプトが細かく描かれた歌詞カードも他には真似出来ないこだわりを感じました。
知り合いにBIGMAMAが特別好きっていう人が多いんだけどその理由がようやくわかった気がしました。
シンガロングが中心の曲もバキバキのバンドサウンドの曲ももちろん大きい会場で鳴って欲しい曲ばかりなので、10月の武道館ワンマンも是非観に行きたいと思っております。
Base Ball Bear 「光源」
youtu.be3ピースとなったBase Ball bearの現体制初のアルバム。
「2周目」と位置付けられた今作はバンドのキーワードでもある「青春」を30代になったメンバーが客観的になぞっていく感じで、
今作の歌詞にもなっているパラレルワールドってキーワードがよく当てはまります。
3ピースになったことでギター・ベース・ドラムの音しか鳴らさないという制約を解き、音源としてもとてもパワーアップしてますね。
昔の曲の続編、アナザーストーリーみたいな曲もあり、大人っぽさもあり、普通に踊れるナンバーも多いです。
ちょっと前にベボベ好きだった人はまたハマるきっかけになるのではないでしょうか。
言うまでもなく僕がその1人です。
tricot 「3」
youtu.be最後の10枚目はtricotの3枚目のフルアルバム。
その名の通り「3」というタイトルも斬新すぎるジャケットも話題になりました。
tricot=変拍子というのはかねてからのバンドイメージで、当初はその変則的な音楽がなかなか受け入れられずにいたのですが、ここにきて耳が肥えてきたんですかね(笑)
作り込んでるようにも初期衝動にも感じて、 テクニカルなのに生々しい熱量を感じることが出来る作品です。
絶賛ツアー中ですが、これライブで本当に出来るんですかね(笑)
お客さんどうノったらいいのかわかんないぐらい変則的で変態的です(褒め言葉です笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。期待通りな部分も期待を裏切れた部分もあったんじゃないかなと自負しています(笑)
フルアルバムだけっていう括りもありますが、
歌も演奏もひっくるめて総合的にカッコ良いなと思ったのはやっぱり比較的メジャーなバンドだなと改めて思いました。
でも去年に比べたらかなり幅広いジャンルを聴けるようになったというのは自分でも実感してますね。
この流れでこれからもいろんなCDを聴いていきたいと思います。
皆さんのオススメのアルバムも是非コメントやTwitterなどで教えて頂けると嬉しいです。
最後に、冒頭でも書きましたが近々上半期のベストソングも記事にして公開します!
そちらはシングルとミニアルバム等を中心に今選んでいるのでもう少しお待ちください!